2012年03月23日
道
長女が小学校を卒業した。
天気にも恵まれ、桜の花こそまだ硬い蕾だったが終わる頃には暖かい日差しが卒業生を送り出した。
今日は朝から土砂降り。
まるで卒業式が終わるまで天気が待ってくれていたかのようだ。
この日のために買ったスーツを着込み、式に臨む娘の姿は少し大人になって成長したことを感じる。
離任式には真新しい中学の制服を着て恩師に見せるんだ、と意気込んでいる。
いつもジーンズしか履かない娘のスーツ姿を見て
「へぇ~、こんなに足がすらっとしてたんだ。先生知らなかったヨ」
と言われ、少し恥ずかしがる娘。
「この子は自分をしっかり持っている子だから大丈夫。すごく前向きに取り組む努力家」
と言われ、得意げな娘。
「文系でも数Ⅱまでは必要だから、しっかり頑張って」
と最後まで指導され、引き締まる娘。
この子にも長男とは違った小学校生活があったようだ。
今日でこの学校ともお別れ。
この学校とも長い付き合いだ。
オレもこの学校を卒業し、我が子も送り出してくれた。
まだ次男がいるからあと3年の付き合いがある。
また、そのときも上の2人と同じように感慨深く思うんだろうな。
我が娘へ
卒業おめでとう。
得意なこと以上に不得意なことに挑戦する君は素敵な努力家だと思います。
わからないことや、できないことをそのままにしない事はとても大事なことです。その気持ちを持ち続けてください。
物事を正しく判断するには多くの知識が必要です。
世の中には簡単に答えの見つからないことがたくさんあります。物の見方や考え方は多くの知識の上に成り立っています。学問を為さなければ正しい見方は身に付きませんし、それによってしか成し遂げられないものがあります。
これから3年間の中等教育も、それを忘れずに取り組んでください。
君の道は君が切り開く道です。
そして、君だけが歩む道です。
将来、君がどんな人になるのか楽しみです。
さて、我が家最大の問題児が小学校に残っている。
担任の先生を悩ませ続けてきた次男はどうなることやら。
宿題もしないで、授業も上の空。
先生曰く
「それで成績が悪ければ言いようもあるんだけど、あれで成績が良いんだから腹立つよね」
まったくだ。
世の中を舐め切っている次男の卒業式はもっと話に花が咲くに違いない。
Posted by *clear* at 12:28│Comments(0)
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