2010年10月17日

コティングリーの森

コティングリーの森

妖精のために椅子をお作り致しました。

森の中に置いて行くので

疲れたらどうぞ掛けてお休み下さい。

少しガタガタするのはご愛嬌。

お茶と焼きたてのツルコケモモのワッフルは如何?

明日も二人で遊びに来ます。



皆さんは「コティングリー妖精事件」というのをご存知だろうか。
1917年、イギリスのヨークシャー州ブラッドフォード村の近くにあるコティングリー渓谷でエルシーと従姉妹のフランシスが妖精と一緒に遊んでいる写真を収めた。
最初、父親はどうせ悪戯だろう、と気にも留めなかったが1920年に『シャーロック・ホームズ』の原作者アーサー・コナン・ドイルの手に渡り、その年の12月「ストランド・マガジン」に掲載されるや、コティングリーは世界的な論争の舞台となっていく。
1930年にコナン・ドイルが死去するとあれほど騒がれたコティングリーの妖精は世間から忘れ去られた。
しかし、半世紀も経った1965年、それまでどんな鑑定結果にも捏造を認めなかった2人だがエルシーがあっさり捏造を認め事件は終焉してしまう。
川に遊び行くと、服を汚して叱られていた2人は「妖精がいるから」と理由を付けた。しかし大人達は信用してくれず、証拠があれば信じるだろうと考えた。
絵の得意なフランシスが本から厚紙に模写をして、帽子を留める長いピンで固定して写真を撮影した。最初は子供の悪戯のはずが、ドイルのような大人達が口角泡飛ばす大論争となり、子供が真相を話すのはいけないと考えた。そこで2人は関係者が亡くなるまで秘密にしようと約束した。
半世紀以上も経って告白したのはそういう理由だった。
だが2人はこうも言った。
「妖精は見たけど写真にはどうしても写らなかった」と。
フランシスは最後の一枚だけは本物だと主張した。

どこかにひっそりと森の中で妖精が住んでいるのかも知れない。



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