2010年10月06日

トキノカケラ×*clear*

先日、SPICAさんに行ったときに念願のトキノカケラを入手しました。
今城晶子さんという石川県の金工作家さんの作品。
時を刻む仕事を終えた時計のパーツから素敵な作品を制作しています。
前回、SPICAさんに行ったときに一目惚れして、いつか手に入れようと思っていた作品です。

トキノカケラ×*clear*

これはこの作品を飾るための台。
古風に砥粉の目止めをして研ぎ出し、ステイン仕上げしてみました。
ガラスも古物を切って磨いたものを使っています。

トキノカケラ×*clear*

“TWENTY ONE JEWELS”の刻印が見えるでしょうか?
この刻印は軸受けに金属より堅い宝石が使われていることを表しています。
古い機械式時計では軸に負担を掛けないよう宝石を使っていました。その多くはルビーでしたが通常は17石で充分なのに21石使った時計であることが、この刻印でわかります。
恐らく手巻き時計の高級品か21石が多く使われたアメリカの鉄道用時計の部品だったのかも知れません。
大きさから秒針の部品なのかな?
カチコチ、カチコチ。
かつては時を刻む時計の一部だった部品が、こうして主役になる、って
素敵じゃないですか。
その昔、動かなくなった時計をバラして中を見るのがスキでした。
そんな子供の頃に戻ってしまう作品です。


<訂正>
タグの「クラフトフェアまつもと」が間違えて「松元クラフトフェスタ」となっていました。
訂正してお詫び致します。
酒飲んで記事を書くもんじゃないなぁ(猛省中)
クラフトフェアまつもとは今回で26回を数える歴史あるクラフトマンの野外イベントです。
厳密な審査があるとあって、これに出展するのが夢、という人も多いと聞きます。
実際、応募者約1,400組に対して今年は280組。
年々、増加しているとはいえかなりふるいにかけられています。
入場者数も桁違いで今年は5万4千人だそうです。
全国から優秀なクラフトマンやアーティストが集まる祭典ですから、
一度行ってみたいですね。



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この記事へのコメント
男のロマンですな
Posted by くろすけ at 2010年10月06日 21:57
>くろちゃん

そ、そうっスか(笑)
SPICAさんのご主人がイチ押しの作品。
実物を見た方が良さがもっとわかります。
Posted by *clear**clear* at 2010年10月07日 05:47
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