今年ももうすぐ
僕はALFA 164 OWNER’S CLUBというクラブに加入している。
このクラブの目的は、現代のAlfa Romeo復活の契機となったAlfa Romeo164を通じてAlfa Romeoを愛する者同士が交流する目的で1993年に創設された由緒あるクラブだ。
このクラブの会員は日本のみならず海外にまで及び、名誉会長にAlfa Romeo164のデザイナーであるエンリコ・フミア氏を置く公認のクラブとして認知されている。
クラブでの交流の基礎となるのが各支部で行われるツーリング。
このツーリングでの情報交換や雑談を通じて、交流を深め横のつながりが発展していく。時にはその仲間が人生における先生であったり、励ましてくれる先輩だったりする。
僕が会社の倒産をきっかけにこの道を選択しようとした時、心配してくれたりエールを送ってくれたのも彼らだった。僕にとって貴重な「仲間」だ。
普段は支部毎の交流が基本となっているのだが、年に一回だけ全国規模のミーティングが行われる。
蓼科高原で行われる全国合同クラブランだ。
この時ばかりは「一体、どこにこれだけの164がいるの?」というくらい貴重なQ4やクアドリフォリオ、初期モノ164以外にヒストリックに相当するAlfa Romeoのマシンが日本通津浦々から集合する。
前泊組は宴会で盛り上がり、当日は恒例のタイムラリーとオークション、お互いのマシンを交換してのドライビングインプレッション、とアルファ三昧。因みにタイムラリーのブービー賞受賞者はクラブランレポートの執筆をすることが暗黙の了解(笑)
ところでオークションでは参加者からの不要品を出品することになっているが、何気にこういうクラブだから貴重なミニチュアカーやパーツ以外にも明らかに受け狙いの商品を出す会員もいる。
僕からは絵のプレゼント、ということで恥ずかしながらヒストリックのAlfa Romeoと164をテーマにした、デッサンボードを描かせて貰っている。
このときは戦後、F1の黄金期にあった‘59 Alfa Romeo159 “ALFETTA”と164QV。
今年もそろそろ描く車種を決めないとならない時期に来た。
さて、何にしよう…
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