食費削減の秘密兵器はやはり豆腐ともやし。
その豆腐を使ったボリュームたっぷりのハンバーグを作ってみました。
このハンバーグは肉の代わりにこんにゃくを使った超ヘルシー激安ハンバーグです。
まず下拵えとしてこんにゃくを5mmくらいのさいの目に刻み、冷凍しちゃいます。
冷凍することでこんにゃくから水分が抜け、歯ごたえが肉みたいになります(笑)
凍ったこんにゃくを臭みを抜く為に熱湯で茹でザルにあげて冷まします。これが肉のような食感になり食べ応えのあるハンバーグになります。
同時進行で豆腐の下拵えもしておきます。重石をして30分から1時間水を切ります。時間がない場合はレンジで1分ほど加熱するとOK。豆腐は半分か十文字に切ってから水抜きした方が早く抜けますよ。
他の豆腐ハンバーグより水分を多めに残すようにするのがコツです。
このハンバーグはパン粉に牛乳を加えず豆腐の水分を利用するので切り過ぎないように。
下拵えが終わったこんにゃくと豆腐、豆腐と同量(重さではなく見た目で)のパン粉、荒みじんのタマネギ、全卵1個を入れ、粘りが出て整形できる固さになるまで手で捏ねます。塩コショウで味を調えます。
量の目安なんですが木綿豆腐1丁400gに対して板こんにゃくの約半分(110g)たまねぎ1個です。卵は常に1個。
小判型にネタを手で形作ってフライパンで焼きますが、蓋をして蒸し焼きにします。
焼き上がったら一旦取り出し、フライパンを軽く拭いてソースを作ります。
キノコを炒めて醤油、味醂、砂糖、酒に出汁を加えて一煮立ちさせ、水溶き片栗粉を加えてとろみを出し、ハンバーグを戻してソースと絡めます。皿に盛ってできあがり。
キノコは舞茸を使いましたがシメジでもエリンギでも何でもいいです。
照り焼き風のソースは淡白な豆腐の味を引き締めて、ご飯のおかずにぴったりですよ。
今ならしそとおろしポン酢で食べてもいいですね。
水で戻したひじきや枝豆を混ぜるのもおいしいです。
こんにゃくは一度に2回分の量があるので経済的。別けてビニール袋に入れて保存すれば次回の下拵えまでやってくれる手抜き料理です。
パティの状態で保存する時はタマネギは火を入れてください。
調理して保存すればお弁当のおかずにも使えます。
何と言っても100円そこそこでこれだけのボリューム。
一人分20円ですよ!