学童机
昨日のフォレストマルシェでくろちゃんからのご要望。
学校と同じような机ですが、ざっと絵を描いて材料を拾い出してみるとお値段は大体15000円からになりそうです。引き出しがないのでかなり抑えた値段になっています。
サイズは小学校低学年が使用する机と同じサイズで高さは570mm。
天板のサイズは6年間通じて450×650の天板を使用しています。それに合わせようとするとSPFではどうも歩留まりが良くありません。板接ぎの組み合わせではかなりムダがあり、天板のみ杉材で計算しました。
将来的には足を交換できるようにしておけば体格に応じた高さの変更が可能となります。そのため各部は極力接着剤を使用しない取り付けとビス止めとしてビス頭を隠さない方向がいいと思います。
足を一本足にして高さ調節できる方式もありますが、ボルトなどの金物が増えるのでお値段はその分アップしてしまいます。その前にスライド機構をどう確実にするかが問題です(一応対応策は考えてあります)
現状では引き出しをつけていませんが下のシナベニヤを外して受けを付ければ引き出しを装着できるようになります。そのためベニヤはビス止めだけになりますから、強度を稼ぐため厚さは9mmとします。因みにベニヤは見た目以上に強度が高い材料なので完全な箱物にするこのケースは頑丈そのもの。
接着剤を使えない状況では相当に綿密な設計をする必要がありそうです。
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